粉まみれのヒキガエル

陽ざしが少しずつ春めいてきた今日このごろ。
学校と仕事が一段落し、野に解き放たれたヒキガエルさんです。

そんな野良ガエルが新たに興味を持ち出したのが、お菓子作りです。きっかけはインスタグラムで、世界各国の料理上手たちのアップする写真を毎日眺めたこと。目にも楽しいお菓子の写真にすっかり洗脳され、ボウルと泡立て器を引っ張り出してきた、という次第です。

もちろん経験値の浅いヒキガエルさんにアイシングやらナパージュやら難しいことができるわけがありません。ホウロウバット一つで作れるお菓子の本、というものを入手し、初心者に優しそうなメニューを厳選してチャレンジ中です。

お菓子製作中のヒキガエルさんは、とても滑稽です。一回目なんか、材料をあらかじめ計量して用意しておくという思考回路がなかったので、大変なカオスが発生しました。あっちで粉をぶちまけ、こっちで溶き卵をこぼし、余熱が終わってピーピー叫ぶオーブンに「お待たせしてすみません」とアタフタ。手際のわるさに一人で爆笑しました。

それでも回数を重ねるうちに少しずつ進歩していくもので、今日はかなりスムーズに調理することができました。ちなみに作ったのは、豆腐のベイクドチーズケーキ(ラズベリーのせ) なかなか美味しそうな見た目に焼き上がったのでご披露したいところですが、獰猛なヒキガエルが撮影前に端っこを食べてしまったので、写真がありません。よかったら今度、実物を眺めに遊びに来てください。小麦粉だらけの格好でお出迎えします。

遠くて近い

地震のことが気にかかって、台湾人の友だち(イギリス在住)に連絡を取りました。被災地は彼女の出身地なので心配しましたが、家族も友人もみんな無事とのことです。ホッとしました。

 

ついでに近況報告をしていたら、彼女がこの秋台湾へ一時帰国ついでに名古屋に寄るかも知れないというニュースが。嬉しくて飛び跳ねてしまいました。もう10年近く会ってないもんなぁ。

 

連絡を取ったのも久しぶりでしたが、終始お互いまったく変わらぬ調子でおしゃべり。ブランクなどどこへやら、でした。国籍は違えどなぜか妙にウマの合った私たち。気の合う人とは、遠く離れていてもなかなか会えなくても、なんとかなるもんだということを実感しました。

 

しかしやはり地震の被害が心配です。どうか一人でも多くのひとが救出されますように。

スクリーンを待ちわびて

Me Before You

 

 

 

好きな小説が映画化された!

 

www.imdb.com

 

 

過去に起こったある出来事のせいで生まれ故郷を出る勇気を失った若い女性と、彼女が介助することになった肢体不自由の男性の物語。2012年初版ですが、昨年続編が出版され、各国のベストセラーリストを賑わしたのが記憶に新しいです。映画版はこの6月に全米公開か…。それって日本にはいつ来るの?

 

 

そういえばしばらく前に、この本を読みました。

 

秘密 上

 

 

昨年の翻訳ミステリ大賞を受賞した話題作。

 

国民的女優ローレルが少女時代に目撃した、母をめぐる恐ろしい出来事。あの50年前の出来事はいったい何だったのか? 母の過去にはいったい何が隠されているのか?            (Amazonより)

 

これは読んでよかった。普段ミステリに馴染みのない私には結末の衝撃が強すぎて、読後現実に戻れず一日中ぼーっとして過ごしました。二次大戦前後のイギリスという舞台設定も面白かったな。同時期の日本と違って、戦時中も案外余裕のある生活なんだよね。日本人にとってはその差も衝撃的であります。

お好み焼きは、どこまでお好みなのか

お久しぶりです。冬眠中のヒキガエルさんです。穴ぐらの中から失礼します。

 

この冷たい雨の日に、ふとヒキガエルさんはお好み焼きを作ろうと思い立ちました。最近我が家に届いたホットプレートを活用してやろうと考えたのです。ホットプレートといえばお好み焼きじゃない?

 

しかしここで一つ問題が。実はヒキガエルさん、お好み焼きを食べた経験がほとんどありません。いわゆる粉モノの類に興味がなく、たこ焼きヤキソバお好み焼きとは縁の薄い人生を送って参りました。なぜか分からないけど、粉モノを食べるとノスタルジックで物悲しい気持ちになるのです。誰かこの気持ち共感してくれないかな。

 

そうは言っても、そこにホットプレートがあれば一度はお好み焼きにトライしなければなりません。それがホットプレートと私の仁義というものです。こんな時代だからこそ、ひととして守るべき筋は大事にしたいものですね。

 

長靴をはいてヨタヨタとスーパーに行き、材料を集めます。目標は混ぜて焼くだけの関西風お好み焼き(のようなもの)とりあえずリスク低減のために「お好み焼き粉」という便利なミックスパウダーをカゴに放り込みました。よし、これでなんとかなる。そこでふと売り場の構成やポップを眺めてみると、「揚げ玉とか桜エビとかも一緒に買いなよ」という雰囲気が醸し出されてしました。あれ? お好み焼きってそんなに色々入ってた? 粉とキャベツがあればいいんじゃないの?

 

慌てふためいてスマホで調べると、お好み焼きについて膨大な量の情報が引っかかりました。揚げ玉を入れるケース、桜エビを入れるケース、イカフライを入れるケース、砕いたポテトチップスを入れるケース、チクワを入れるケース…。お好み焼きに関しては3歳児程度の知識しかないヒキガエルさんには、何が必須で何が省略可なのかよく分かりません(ポテトチップスだけは違うと思った)「そういやヤキソバにはモヤシが入ってるけど、お好み焼きってモヤシどうなの?」なんて疑問も湧いてきて、なんだかもう戦意喪失。とりあえずおぼろげな記憶で豚肉と生のイカを買うことを思いつき、レジに向かいました。

 

でも家に帰り落ち着いて調べてみたところ、私の買ってきた材料でも十分お好み焼きにチャレンジできることが判明しました。なーんだ。もっとどっしり構えてりゃよかった。とつぜん気が大きくなります。ちょうどこのとき家族が帰宅したので、晩ご飯に人生初のお好み焼き作成に挑むことを意気揚々とご報告です。お好み焼き粉っていうのを買ったから、まず失敗はないよ。そう得意げに話すヒキガエルさん。あ、ただお好みソースっていうものは買い忘れたから、とんかつソースで代用するけどいいよね?

 

それがさ、ダメなんだって…。「それは違うと思う」と家族に言われ、慌てて検索したら「お好みソースととんかつソースは別物です」というアンサーばかりでした…。なんか、スパイスが違うらしい…。同じ豚肉を使うのに理不尽な…。

 

夕方を過ぎて外の雨はどんどん激しくなってきました。降りしきる雨を窓から見て、ヒキガエルさんはお好み焼きの全てを放棄しました。やっぱ慣れないことするもんじゃないな。ホットプレートはホットケーキ焼くのに使えばいっか!

むかしの話

 

トッツィー (字幕版)

 

いい役がもらえない役者の“マイケル”は、苦肉の策で女装して“ドロシー”と名乗り受けたオーディションに受かってしまう…。名優ダスティン・ホフマンが女装し、一世を風靡した珠玉のハート・ウォーミングコメディ

 

 

子どもの頃から大好きな映画。ダスティン・ホフマンの女装が板についていて、「こんなおばちゃん、いるいる!」とつい叫びそうになります。

 

実はヒキガエルさんは小学生のころからのダスティン・ホフマン好き。大きくなったら結婚したいと本気で思っていました。中学生になって映画雑誌を買うようになったら、切り抜きを集めもしました。ウィノナ・ライダーと並べて自室に写真を貼っていたのがいい思い出です。そういや二人ともユダヤ系だね。大人になってから一番好きなジョゼフ・ゴードン=レヴィットもユダヤ人だし。ユダヤ系の顔立ちにキュンと来る性分なのか、それとも、それだけハリウッドにはユダヤ系が多いということなのか。

 

 

 

 

女装コメディといえば、懐かしの『ミセス・ダウト』も大好きでした。性差をあいまいにすることでえぐり出されるものに興味をひかれます。異性装ものでおすすめがあったら教えてください。

看板に偽りアリ

この映画を観てきました。

取り急ぎ報告します。

 

ポスター A4 マイ・インターン 光沢プリント

(画像はAmazonから)

 

大ヒット作『プラダを着た悪魔』で、恋に仕事に奮闘しながらファッション業界でキャリアアップしていく主人公を演じ、世界中の女性から熱い共感を集めたアン・ハサウェイ。あれから9年、最新作でアンが演じるのは、NYのファッションサイトの社長。まるで『プラダ~』の主人公のその後のような、全てを手に入れた彼女の新たな出会いと試練を描く話題作がやって来た!

 

 

 

身の程知らずにはっきり言おう。公式サイトのこの説明は、映画の本質をちっともとらえてない。これを読んで「『プラダ〜』の焼き直し? そもそもあの映画自体ストーリーがいまいちだったしな」と思ったひと。大丈夫、きっといい意味で裏切られる。

 

まず、主人公はアン・ハサウェイじゃなくてロバート・デ・ニーロだから。「世の中いろいろ辛いことがあるけど、デ・ニーロがいればなんとかなる」って映画だから。たとえていうなら、デ・ニーロ版『34丁目の奇跡』。クリスマスシーズンを迎えつつある今観るのがベスト。

 

それでも「映画料金って高いし、ハズレを引いてお金を無駄にするのはイヤ」っていう人。大丈夫、信頼と安心のナンシー・マイヤーズ監督・脚本作品だから。『ホリディ』ではラブコメにまぜて「英米の文化差」を上手く浮き彫りにすることで、観客に質のいい笑いを提供してたけど、この映画もそれによく似てる。今回は「老人と若者の文化差」が一つのテーマ。USBが何かも分からない可愛いデ・ニーロを堪能できます。ノーラ・エフロン作品と同じく、ハリウッド黄金期をしのばせる、丁寧なつくりと台詞まわしが光った佳作。

 

きっと面白いから観よう。今日明日で映画館に行こう。だって、たぶんぼちぼち上映終了だから…。昨日調べたら、もうたったの2回しか上映してなかった…。最近は終わるの早いな…。

え!

ねるねるねーるねのCM復活してるやん!ていうかねるねるねーるねってまだ売ってたの?