朝の歌

小鳥が仲間に加わりました。

 

聞くところによると、愛知県は文鳥の産地として有名らしい。しかも近隣にとてもいいお店もあるみたい。実はずっと文鳥に興味のあったヒキガエルさん、これを縁に一羽迎え入れました。

 

連れてきたのは小さな雛鳥。まだ自力では餌を食べられないくらいの段階なので、スポイトで数時間おきにご飯をあげています。おかげでヒキガエルさんのことをすっかり親扱いしてくれるようになりました。わたしの後をついて歩き、姿が見えなくなるとヒヨヒヨ鳴いてアピールします。膝の上で昼寝したりもします。かわいいやつめ。頼られると弱いタイプなので、張り切って世話しています。

 

鳥と同居するにあたり本を買って熟読したのですが、それによると規則正しい生活を営むことが彼らにとっては重要だそうです。夜になったらカゴにカバーをかけ暗くして寝かせないといけないし、朝は起こして日光浴をさせないといけないらしい。そしてできれば日没や夜明けの時間に合わせて生活リズムを作るのがいいそうな。

 

さすがに夜明けは無理ですが、早起きして雛を起こすことになりました。引越し後ややだらけ気味だった身に朝日が堪えます。カゴの覆いを外すときもふらっふら。これも小鳥の健康のためだ、となんとか自分を鼓舞して起きています。しかも土日だし朝寝坊しよっか、なんて通用しません。雛は起こされて朝ごはんをもらうのを待っています。

 

そう書くと気が重いようですが、案外この新しい朝のルーティーンを楽しんでいます。早起きするとわたしだって気持ちいい。それに、鳥が朝さえずるのは、暗くて危険な夜を乗り越えて大好きな仲間に会えたのが嬉しいからって説もあるんだって。ちょっといい話じゃない?これ。 それを聞いて以来、カゴの覆いをとって雛が鳴き始めるのを聞くのが楽しみになりました。そしてこっちも弱々しい雛が無事また朝を迎えたことを嬉しく思うのです。わたしはさえずるのは無理だからとりあえずラジオ体操の歌うたってるんだけど、鳥的にどうなのかな。