でも、お高いんでしょ?

高級スーパーが好きです。

 

 

自分で読み直してみて、この一行の滑稽さにふき出してしまいました。もちろん日常的にそういう店で買い物をしているわけではありません。ただ週に一度フラリと行っては、あまり経済的損失を受けないようなものを一、二点買って帰るのが好きなのです。

 

もとはといえば輸入食材やスプレー式ホイップクリーム(好物)を買いたくてちょこちょこ通い始めたのですが、徐々に個人的な癒しスポットになっていきました。何が癒しかというと、商品が大事にされているところ。さすがお高いだけあって、そういう店では棚の陳列は整って美しく、青果はあくまでフレッシュで、魚の目も澄んでいます。レジに行けば店員さんが丁寧に(かつ素早く)袋詰めをしてくれて、ビンはひとつひとつ紙製の割れ防止カバーをかけてくれる。

 

ものが大事にされているを見るのはとても気持ちがいい、と思います。そりゃ売上のためにやっていることかもしれませんが、それでもお店のひとの商品に対するなにがしかの愛情を垣間見ることができるのは確かです。

 

食品はもとはといえば動植物だし、あまりに適当に投げ売りされているのを見ると、なんだか侘しい気持ちになります。棚からレトルトカレーの箱が床に落ちているのを見たときも…。だからたまに商品が大事にされている光景を目にして、癒されるなぁとしみじみしたいのです。お店を歩き回って、一玉五百円のレタスがつやつやしていることに驚いたり、農家が手作りしているという熊本産ドレッシングの商品説明に読みふけったりしたい。そしてお仕舞いに好みのドライフルーツとナッツをカゴにいれてレジに向かいます。なぜかその手の食品は高級スーパーの方がお手頃価格だったりするよね。これ豆知識。