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バレエ入門(一歩手前)

実は最近、バレエストレッチを始めました。

 
バレエを何年も続けている友達がいるのですが、彼女の勧めでレッスンに通い始めました。といってもわたしはバレエ入門にすらたどり着けず、手前でこしょこしょ真似事をしている段階です。
 
それでもバレエシューズをはくだけでテンションが上がって仕方ありません。朝日の射しこむ広々としたスタジオでバーにつかまれば、まるでバレエをやってるみたい…と白昼夢にひたってしまいます。ルルベ、プリエ、タンデュ…用語すら魅惑的。そしてお手本を見せてくれる先生の動きはしなやかで美しく、同じ人類とは思えないほど。先生を見ているだけで「今日は来た甲斐あったわ」と満足して帰りそうになります。
 
内容はストレッチとはいえかなりキツく、汗だくのフラフラで参加しています。先生がストレッチ補助をしてくれるのですが、引っ張ってもらうとキエーと奇声が出ます。飛びかうのは「先生、腕がもげそうです!」「先生、その動作は人体に不可能です!」と、およそ優雅とはほど遠い会話。飛び抜けて身体の固いわたしは、そのうちレッスン中に救急車を呼んでもらう羽目になるのではないかと真剣に心配しています。
 
しかし身体を動かすというのは気分転換には最適ですね。今更ながら実感しました。先日ちょっと落ち込むことがあり一晩うじうじしていたのですが、翌日のレッスンが終わる頃には「あれ?なにを悩んでたのかサッパリ思い出せない!」という境地に。人体の限界に挑むという冒険の後では、つまらない悩み事など雲散霧消です。
 
そんなわけで、せっせとストレッチに勤しんでいます。家でもちゃっかりバレエシューズをはいて。むしろバレエシューズをはきたいがためにストレッチをしています。礼に始まり礼に終わるのが武道ならば、形から入り形に終わるのがヒキガエルさん。バレエシューズを眺めてはニヤニヤしています。