プライドと減点

週に一度のバレエストレッチを、とても楽しみにしているヒキガエルさんです。

 

いつも「あと何日でレッスンだー」とカレンダーを見ながら小躍りしています。三日前からレッスンバッグに荷物をつめ始めるというワクワク加減。幼稚園の遠足か。

 

なぜ幼児のようにワクワク楽しいのかというと、自分の身体能力に対するプライドのなさが良い方向に働いているのだと思います。なんせ前屈−20cmのヒキガエルさん。文字通りマイナスからのスタートなので、自分に対する期待値が限りなく低いのです。周りのひとと同じレベルで動けるはずなんかありません。みんなの後ろを周回遅れでついていきながら、ヒキガエルさんなりのベストを尽くせたらいいやと思っています。それで先生の「先週より1センチくらい伸びてるよ!」の一声に「わーい」と大喜びです。

 

正直言って、このスタイルは精神衛生上とてもいい。「できなくてもしょうがない」から始めているので、何かできたとき異様に嬉しいのです。0点から始めたら加点法で盛っていくしかありません。1点でも2点でも増えたら「わーい進歩した」とお祭り気分。人並みに届くか届かないかなんて関係ない。純粋にヒキガエルさんの成長の問題です。

 

一方、本業の英語の方はそんな気楽にはいかないのが難しいところ。ヒキガエルさんは大学時代に英語専攻だったので、プライドがないと言えば嘘になります。「普通よりできねば」というプレッシャーを自分にかけてしまうのは否めません。真剣に取り組んできた証とも言えますが、果たしてこの心持ちが長期的にみて良いものかどうか。

 

なぜなら、その考え方だとどうしても減点法に走りやすく、ミスしたときにずーんと落ち込んでしまうから。極端な話、「あ、今日は3回定冠詞をつけ忘れた…」「複数形にし忘れた…」なんてことで、ひとり悲しく反省会です。そんな守りの語学、ちっとも面白くない!

 

以前職場の先輩に「あんまり傷つかないよう、うまく物事を考えるんだよ。辛い思いより楽しい気持ちの方が立派な動力源になるから」と言われたことがあります。英語で「ミスをするのが怖い」と嫌になるときと、「バレエ全然できないけど面白いなー」と素直に思えるとき、この言葉を思い出します。成長の妨げになるようなプライドをいかに捨てられるか、がヒキガエルさんの今年度の課題かな。あ、それと腹筋も鍛えなきゃ!