一緒に歩く赫い土

風と共に去りぬ 第5巻 (新潮文庫)

 

 

 

最後のセリフ、はからずも涙が出ました。

 

映画を観たときは「スカーレット(笑)」だったのですが、原作読了後はしばらく口もきけず。

 

5巻というのはボリュームたっぷりで、読んでいるときは「なげーよ。ミッチェル書きすぎだよ」。しかし長かった分だけ、スカーレットと一緒に人生を歩んだ気持ちがします。

 

そう、ただの読書じゃなくて「時代をヒロインとともに経験した」という感覚があります。文学なんてたかがインクの染みの集合体なのに。でもその染みには、ひとを過去に未来に遠い世界に連れ出す力があると感じた本でした。