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夏のカイダン

しまった…。

 

 

と思うのは日焼けのこと。かんかん照りの今日は日焼け止め、長袖シャツ、UVカットレギンスなどなどで武装して外出したのですが、うっかり首の後ろに日焼け止めを塗るのを忘れました。お風呂上がりにヒリヒリしています。

 

こういうとき思い出すのが「耳なし芳一」。耳にお経を書き忘れたため大変なことになったあの話です。子どものころ聞くとおどろおどろしい怪談ですが、大人になった今では「日焼け止めをくまなく塗ることの重要性を訴える物語かな」と思っています。

 

ところで、わたしの通った中高は日焼け止め禁止でした。顔に日焼け止めを塗って登校したのがバレたあかつきには、職員室に引っ張って行かれたものです。手洗い場で洗い落としなさいと指導されて。

 

理由はよく分かりません。先生たちもよく分かっていなかったのかもしれません。

 

これが紫外線対策を国家レベルで行うオーストラリアなら、軽く行政指導ものではないでしょうか。オーストラリアほどではありませんが、わたしの故郷高知もかなり陽射しが強いところ。それなのに通学時や体育の時間に日焼け対策をしてはいけないなんて、あれはちょっと不条理でした。芳一にも聞いてみ? 「それはちょっと無防備ですねー」って言われると思うよ。「なんぼ僕でも顔には塗りますよ」ってね。

 

げに恐ろしきは平家の亡霊、ではなく不条理なルール。ヒキガエルさんは規則というものに懐疑的です。根拠のない規則に惑わされないよう用心したいと思います。そうすることが、得体のしれない因習から身を守る術だからです。芳一のお経みたいにね。じゃあ耳にこそ書いとかなきゃな。