日常/非日常

さて、バレエの話です。

郷に行っては郷に従え、と申します。ちょっと独特なバレエ文化。ヒキガエルさんはカルチャーギャップに立ち向かっています。

まずはレオタードデビューについて。とうとう先日レオタード購入に踏み切りました。それまではナイキのTシャツにショートパンツという出で立ちでしたが、どうにもこうにも優雅さとは程遠い。スタジオでヒキガエルさん浮きまくり。おまけに自分の動きが服に隠され分かりにくい。

そこで友だちのアドバイスを受けレオタード購入に至ったのですが、これがなかなか勇気がいります。だってみんな考えてみて。自分がレオタードで踊るなんて考えたことある?しかも脚はピンクのタイツだよ?ないがな。ヒキガエルさんはないがな。少なくとも今世ではないと思ってた。

そこでお店のひとに相談して大変ベーシックなレオタードを買ってきたのですが、家に帰って商品を改めて見て怖気づきました。レオタ、ハードル高いよ。ヒキガエルさんはそんなキャラじゃないんだ。せっかく買ったけどやっぱまだまだ着ないでおこうかな…。

弱音をはいて一度はナイキ復活かと思いましたが、友だちに叱咤激励されオズオズと着替えてレッスンに臨みました。鏡で見るレオタード姿の自分はなかなかの想定外。海でビキニ着るより意外性が高い。

ドキドキしながらスタジオに入ったヒキガエルさん。しかし、当時ながらというべきか、周りはこちらの緊張の面持ちになど気づかずウォーミングアップしています。レッスン開始15分後くらいにようやく「あ、そういや今日レオタードデビュー?」と訊かれたくらい。そりゃそうだよね。バレエの世界じゃレオタードが日常だもんね。高校生が学校に制服着て行っても「わー今日は制服だね」なんて会話にならないのと同じか。

そういうわけで、これまでの非日常が日常へと反転した瞬間でした。ちなみにレオタードは着てみるととても動きやすく、レオタードええがなええがなと評価一変。ただし、ピンクのタイツを「ピンタイ」と呼ぶのはちょっと馴染みにくいかな。