母親休暇

自分でもまさか、と思うのですが、「子どもが可愛すぎて離れたくない病」を発症してしまいました。産前は「家族に預けてガンガン好きなことしたるわ」と思っていたのに、知り合いに「生まれたら大事すぎて預けたくなくなるかもよ」と言われても「いやいや自分の時間は大事っしょ」と豪語していたのに、まさかのこの結果。子どもの存在はかくまでにひとの行動規範を変えるものなのですね。

 

それでほとんどの時間を娘とともに過ごしているのですが、時折「あれ? 私ちょっと疲れてる?」と思うときがあります。あれ? 泣き声がいつもより大変に感じるなんて、ちょっと心の余裕を失ってる? あれ? なんで?

 

これね、なんだかとっても不思議なのです。子どもは可愛い。こんなに可愛いのに、ずっと一緒にいたいなと思うのに、本当にずっと一緒にいると自分の中の何かが痩せ細る気がするのです。アンビバレンツというかパラドキシカルというか。なんだか自分の中で納得が行きません。

 

どうも解せない、と身内に相談してみると、そりゃいくら好きでもずっとはしんどいでしょ、という答えが返ってきました。「自分は海外ドラマの『フレンズ』が大好きだけど、72時間ぶっ通しで観続けたらさすがに辛くなると思う。144回も主題歌の“I'll be there for you”を聴かされたらGO AWAY!って気分になるわ」会話の端々に劇中のセリフを散りばめてくるフレンズマニアが言うと妙に説得力がありました。確かに144回もあの曲を聞かされたら発狂するかもしれない。

 

そういうわけで、これからはできる限り週に一回子どもを預けて一人の時間を持とうということになりました。30余年生きて培った自分の時間はやっぱりゼロにはできません。娘と離れるのはとても寂しいけど、たぶん一人の時間があった方が私はいい母親になれる。

 

一人の時間に何をするかというとバレエを再開しようと思います。今日先生にご挨拶に行きました。シューズとウェアを引っ張り出して、通うのが楽しみだなぁ。